和歌山赤十字看護専門学校で最後の「戴帽式」(写真付)

2018年11月02日 21時21分 ニュース, 社会

「和歌山赤十字看護専門学校」できょう(2日)、最後の「戴帽式(たいぼうしき)」が行われ、入学から半年が経った1年生に、看護師の象徴のナースキャップが贈られました。

ナースキャップをつけ決意新たに

3年制の和歌山赤十字看護専門学校では毎年、4月の入学から半年間、看護の基礎や教養を学んだ1年生に、本格的な学習に入るのを前にナースキャップを贈っています。1905年(明治38年)に設立された学校は、ことし(2018年)4月に開校した4年制大学「東京医療保健大学・和歌山看護学部」の設置に伴い、いまの1年生が卒業する2021年3月での閉校が決まっていて、今回が最後の「戴帽式」となりました。

きょう午後2時から、和歌山市小松原通(こまつばらどおり)にある和歌山赤十字看護専門学校の講堂で行われた戴帽式には、1年生の女子30人、男子5人のあわせて35人が参加しました。

灯りが消された厳かな雰囲気で上級生や保護者らが見守るなか、高岸壽美(たかぎし・すみ)副学校長から、女子は頭にナースキャップを、男子は胸にエンブレムを、それぞれ着けてもらいました。

そして1年生は、ナイチンゲール像のキャンドルからとったともし火を持ち、全員で看護師の心構えが書かれた「ナイチンゲール誓詞」を朗読して決意を新たにしていました。

戴帽式を終えた橋爪初記(はしづめ・はづき)さん19歳は「これから本格的に看護の道に進むという動機付けができました。患者さんだけでなく、その家族に寄り添える看護師になりたい」と話していました。

1年生は今後、隣接する日赤和歌山医療センターでのより実践的な研修に臨み、一人前の看護師を目指します。