四郷地区で串柿づくり盛ん、かつらぎ町の風物詩(写真付)

2018年11月04日 17時53分 ニュース, 社会, 経済

かつらぎ町の四郷(しごう)地区で、正月飾りの縁起物、串柿づくりが盛んになり、農家の軒先や山あいの道路沿いなどに晩秋の風物詩「串柿すだれ」が見られる季節となっています。

四郷の串柿すだれ

四郷の串柿すだれ

串柿は、皮をむいた渋柿(しぶがき)を竹串に刺して、乾燥させた正月飾りの縁起物で、三種の神器(じんぎ)の剣(つるぎ)に見立てられ、鏡餅(かがみもち)や橙(だいだい)とともに飾られます。

串柿づくりが行われているのは、かつらぎ町北部の標高200メートルから500メートルの山あいの東谷(ひがしたに)、平(たいら)、滝(たき)、広口(ひろくち)の4つの地区、通称・四郷地区で、毎年10月下旬から12月初旬まで、農家の軒先や家の前の道路脇などの干し場に、縄で編んだ串柿が吊され、柿色の玉すだれのようで、風物詩となっています。晴れた日には、青空と柿色のコントラストが美しく、多くの観光客やカメラマンらが訪れます。

四郷の串柿すだれ

四郷の串柿すだれ

四郷地区は、和泉(いずみ)山脈から吹き下ろす寒風が串柿づくりに適しているとされ、400年以上の歴史があり、全国の大半の串柿をこの地域で一手に生産しています。農家では、乾燥とプレスを繰り返し、来月(12月)下旬ごろ、京阪神方面を中心に一斉に出荷されます。