大規模災害への備え 和歌山市で講演(写真付)

2018年11月06日 20時03分 ニュース, 社会, 防災

大規模災害に備えるために何が必要かを考える講演会がきょう(11/6)、和歌山市のホテルで開かれ、およそ200人が講演に聞き入りました。

和歌山市・ホテルグランヴィア和歌山で

これは、和歌山社会経済研究所が毎年開催している講演会の一環として開かれたもので、株式会社レジリエンシープランニングオフィスの代表取締役、伊藤毅(いとう・たけし)さんが「愛規模災害への備え ~家庭・地域・職場で必要な取り組みとは」と題して講演しました。

この中で伊藤さんは、建物の耐震補強や家具の固定など、家庭でできる災害対策などを紹介した上で、「災害に対して完全に備えるのは不可能なことを理解し、ある程度の不便を受け入れることから災害への準備は始まる」と指摘しました。

また、「早め早めの行動が重要」とも指摘した伊藤さんは、「避難勧告などの行政からの情報は、空振りになることもあるが、住民の命を守るため、過去の実績を踏まえて出されているので、情報に沿った行動をとる必要がある」と述べました。

そして、阪神大震災で救助された人のうち、7割以上が近隣住民に助けられたことを紹介し、「7割以上が共助によって助けられたのは、自分の命を守る自助がうまくいったから」と述べ、自分の身は自分で守るという自助の基本を強調しました。