立冬・和歌山城の松に「こも巻き」(写真付)

2018年11月07日 18時54分 ニュース, 社会

二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつ「立冬(りっとう)」のきょう(7日)和歌山城の松の木の幹にむしろを巻き付ける、恒例の「こも巻き」が行われました。

堀端の松の幹にこもを巻き付ける作業員(11月7日・和歌山城)

こも巻きは、虫が木の枝から地中に降りて冬越しする習性を利用した江戸時代からの伝統的な害虫駆除法で、幹に巻き付けたむしろに付いたマツケムシなどの害虫を、薬剤を散布せずに丸ごと駆除出来ることから、晩秋の風物誌となっています。

こも巻きは、きょう午前9時から和歌山城と周辺の堀端などで行われ、作業員ら8人が、地面からおよそ1メートルの高さの松の幹に、ワラで編んだむしろを縄紐でくくり付け、きょう一日で、クロマツなどおよそ270本に巻き付けました。

和歌山城整備企画課・史跡整備班の内田信行(うちだ・のぶゆき)班長は「こも巻きをすると冬の訪れを感じます」と話しています。

きょう巻いたこもは、来年(2019年)3月6日の啓蟄(けいちつ)に外して焼却するということです。