第27回「わかやまテクノ・ビジネスフェア」(写真付)

2018年11月07日 18時55分 ニュース, 社会, 経済

新しい産業の創出を見据えた研究発表や企業の展示などを集めた、わかやま産業振興財団主催の「わかやまテクノ・ビジネスフェア」が、きょう(7日)和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれました。

基調講演のもよう(11月7日・和歌山市・アバローム紀の国)

ことし(2018年)で27回目となったフェアには、大学などの研究者や企業の技術者などが出席し、この中で、県内企業の技術革新への協力で和歌山県と連携協定を結んでいる、産業技術総合研究所の谷川民生(たにかわ・たみお)さんが基調講演しました。

谷川さんは、AI・人工知能を活用した装置の実例として、監視カメラが録画した不審者の異常行動のデータを蓄積しながら警報装置の素早い作動につなげたり、風車の異常な振動パターンを学習することで、事後対応が中心だったメンテナンスが、予防保全や予測対応に進化した利点を紹介し「AIやロボットを導入し上手に分担することで、中小企業の人手不足にも対応できる」と可能性を示しました。

また分科会も開かれ、和歌山工業高等専門学校によるAIによる果実の選果作業の省力化や、白浜町(しらはまちょう)のクオリティソフト株式会社が開発した、スピーカーを搭載し、上空100mからでも日本語や外国語の音声を地上に届けられる「AIアナウンサードローン」などについての成果発表が行われ、来場者の関心を呼んでいました。