「災害情報を防災に生かす」和市で講演&体験会(写真付)

2018年11月10日 18時18分 ニュース, 社会, 防災

災害情報を防災に生かすための取り組みや災害発生時の避難所の運営方法について市民に理解を深めてもらおうという講演会と体験学習会が、きょう(11/10)、和歌山市で開かれました。

和歌山ビッグ愛9階で

 

これは、国士舘大学同窓会和歌山県支部がわかやまNPOセンターなどとともに主催したものです。

きょう午後1時15分から和歌山市手平の和歌山ビック愛9階で開かれた講演会では、元NHK解説副委員長で国士舘大学 防災・救急救助総合研究所教授の山﨑登(やまさき・のぼる)さんが「災害情報を防災に生かす」と題して講演しました。

講演する山崎さん

この中で、山崎さんは、和歌山県沿岸に甚大な被害をもたらすことが懸念されている南海トラフ巨大地震について、熊本地震への対応と比較して想定した数字として、救援に当たる自衛隊員が1億6800万人も必要になることや避難者の数が950万人にのぼることなどを紹介し、「誰かがなんとかしてくれる災害ではない」と強調しました。

そして、「自分の住んでいる地域がどのような場所なのか、さまざまな災害が発生したらどうなるかを知り、最後には、自分で対応を決めなければならない」と指摘しました。

また、災害発生時や避難所での対応について「知識として知っているだけではダメで、実際にやってみることが大切だ」と話し、訓練などへの参加を呼びかけました。

講演会を聞いた100人余りのうち、和歌山信愛高校1年の吉留野乃華(よしどめ・ののか)さんは、「まったく知らないこともあり、いろいろ学べてよかったです。避難場所や防災グッズの準備が大切だとわかったので、母親にも話して対策を進めたい」と話していました。

避難所運営ゲームの様子

このあと、小学生から高齢者まで幅広い年代の人たちおよそ70人が参加して避難所の運営を体験するゲームが行われ、国士舘大学の防災・救急救助総合研究所のスタッフの指導で、5つのグループに分かれ、小学校に避難してきた人たちを体育館などにどのように配置するかを、グループごとに話し合っていました。

会場では防災グッズの展示も