第11回和歌山下津港テロ対策合同訓練(写真付)

2018年11月13日 19時27分 ニュース, 社会

和歌山下津港(わかやま・しもつこう)に到着したクルーズ船にテロリストが潜伏しているという想定のテロ対策合同訓練が、きょう(13日)午後、和歌山市西浜(にしはま)の和歌山下津港で行われました。

逃走しようとしたテロリストを取り押さえる機動隊員(※訓練・11月13日・和歌山市西浜)

これは、クルーズ船で来日する外国人観光客の増加や、東京オリンピック、ラグビーワールドカップなどの大イベントの開催に備えて、水際でのテロ対策を強化しようと、和歌山県や和歌山県警察本部、和歌山海上保安部、国土交通省、大阪税関、南海フェリーなど、関係する機関からおよそ100人が参加して行われたもので、今回で11回目でした。

訓練は、きょう午後2時、和歌山下津港に入港するクルーズ船にテロリストが潜伏したという想定で行われ、入国審査を逃れようとしたテロリストが県警の機動隊員に取り押さえられました。

爆発物の入ったリュックを処理車に回収(※訓練)

続いて、県警の爆発物探査犬が、別のテロリストの男が持ち込もうとしていた赤いリュックサックに入った爆弾を嗅ぎ付け、県警の爆発物処理隊員らが特殊なクレーンで処理車に回収しました。

不審船を挟み撃ちにする海保のボート(※訓練)

最後に、自動小銃や刀剣を持った数人のテロリストが乗った不審な小型船が入港し、和歌山海上保安部が追跡や威嚇(いかく)射撃を行って身柄を確保し、訓練はおよそ1時間あまりで終了しました。

和歌山海保の福山部長

和歌山海上保安部の福山孝輝(ふくやま・こうき)部長は「想定外の事態も十分起こりうるので、関係機関が連携し一層のテロ対策強化を求める」と講評しました。