「県1JA合併」研究へ 第29回和歌山県JA大会(写真付)

2018年11月28日 21時49分 ニュース, 社会, 経済

和歌山県内のJAグループの役員が一同に介して、向こう3年間の取り組みを確認する「第29回和歌山県JA大会」が、きょう(11/28)和歌山市で開かれ、現在の8つのJAを1つにする組織再編について研究していくことが決まりました。

県JA大会は、県内8つのJAグループの青年部や女性会などの代表者や役職員が集まり、今後、3年間の取り組みを共有し、組織の内外に表明するため、3年ごとに開かれています。

きょう午前10時半から、和歌山市の県民文化会館・大ホールで開かれた大会には、関係者およそ1200人が出席しました。

大会の冒頭、全国農業協同組合中央会の会長でもある、和歌山県農業協同組合中央会の中家徹(なかや・とおる)会長が、「来年5月と2021年3月に、政府の「農協改革」の議論が大きな節目を迎える。農業所得の向上や農業生産の拡大、地域の活性化に向けた自己改革に、JAグループをあげて取り組み、組合員とともに地域の未来を切り開いていきたい」とあいさつしました。

挨拶する中家会長

大会では、県内のJAグループ全体が、「『魅力ある力強い農業』と『豊かな地域』の実現」に向けて、「販売高600億円への挑戦」、「農と地域を支える経営基盤の確立」など、今後3年間で4つの重点実施事項に取り組むことが決議されました。

大会宣言が読み上げられた

この中には、盤石な経営基盤をつくるため、JA中央会や連合会の事業も担えるような県内8つのJAを1つに合併する「県1JA合併」について研究していくことも盛り込まれています。

大会のあと、記者会見した中家会長は、「3年前の大会で決まった組織体制の見直しを進める中で、JAを1つにするか、現状の8つのままにするかを研究することになった」と経緯を説明しました。

記者会見する中家会長

JAグループ和歌山では、「県1JA合併」について、2020年度の早い時期に結論を出すことにしています。