県発注工事で虚偽の書類作成 元県有田振興局職員を逮捕

2018年11月29日 20時09分 ニュース, 事件・事故・裁判

和歌山県が発注した工事が終わっていないのに、完了したと偽った書類を作成して提出した疑いで、県有田振興局に勤務していた元職員がきょう(29日)警察に逮捕されました。

虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで逮捕されたのは、県有田振興局工務課の副主査だった、湯浅町に住む常岡克行(つねおか・かつゆき)容疑者33歳です。

県警の調べによりますと、常岡容疑者はことし(2018年)3月ごろ、有田市にある初島漁港の整備工事が期限までに終わらなかったことが発覚しないように、うその書類を作るなどした疑いが持たれています。

常岡容疑者は、工事設計書など4種類の書類を偽造して県の検査を通過させ、工事が終わっていないのに代金およそ5500万円を2つの業者に支払いました。このうち工事が完了していない分のおよそ4500万円について県に返還されています。

常岡容疑者は懲戒免職処分を受け、県の調べに対し「工事が進んでいないことを隠したかった」と話していました。