書類偽造の元職員逮捕・仁坂知事「県民に申し訳無い」(写真付)

2018年11月30日 12時07分 ニュース, 事件・事故・裁判, 政治, 社会

和歌山県有田(ありだ)振興局が発注した有田市・初島(はつしま)漁港の整備工事を担当した元職員が、工事が完成したように公文書を偽造して提出した疑いで、きのう(29日)警察に逮捕されたことで、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「県民に対して本当に申し訳無い」と陳謝しました。

元職員逮捕について所見を述べる仁坂知事(11月30日・和歌山県庁)

虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで逮捕されたのは、県・有田振興局工務課の副主査だった、湯浅町(ゆあさちょう)に住む常岡克行(つねおか・かつゆき)容疑者33歳です。

和歌山県警の調べによりますと、常岡容疑者はことし(2018年)3月ごろ、初島漁港の整備工事が期限までに終わらなかったことが発覚しないように、うその書類を作るなどした疑いが持たれています。

常岡容疑者は、工事設計書など4種類の書類を偽造して県の検査を通過させ、工事が終わっていないのに、代金およそ5500万円を2つの業者に支払いました。

このうち、工事が完了していない分のおよそ4500万円について県に返還されています。常岡容疑者は懲戒免職処分を受け、県の調べに対し「工事が進んでいないことを隠したかった」と話していました。

仁坂知事はけさ(30日)の定例記者会見で元職員の逮捕を陳謝し「今後、警察の捜査に協力していく」と述べました。