高次脳機能障害の理解求める街頭啓発(写真付)

2018年12月05日 19時21分 ニュース, 政治, 社会

病気や事故などで脳にダメージを受けた人などが後遺症に苦しむ「高次脳機能障害(こうじのうきのうしょうがい)」への理解を求める街頭啓発活動が、きょう(5日)和歌山市小雑賀(こざいか)のスーパセンターオークワ・セントラルシティ和歌山店で行われました。

買い物客に理解を呼びかける「和らぎ」のメンバー(右)(12月5日・和歌山市小雑賀)

高次脳機能障害は、事故や病気などで脳にダメージを受けたことなどがきっかけで発症し、記憶や集中力が散漫になったり、感情表現が激しくなったりするなど社会生活で支障をきたすケースが多く、外見からは障害がわかりにくいため人間関係が壊れてしまう恐れもあり、周囲の理解と協力が一層必要とされます。

県内では、県子ども・女性・障害者相談センターや、和歌山市と田辺市に拠点を置く患者の家族会「和(やわ)らぎ」が相談に応じたり、啓発行事を行ったりしていますが、県民の理解があまり進んでいないのが現状です。

そこで、障害者週間期間中のきょう、センターや、県・障害福祉課の職員、それに「和らぎ」のメンバーあわせておよそ10人が、セントラルシティ和歌山の店頭で買い物客に相談窓口の電話番号が書かれたポケットティッシュなどを配って、高次脳機能障害への理解を呼びかけました。

「和らぎ」の内藤友香子会長

和らぎの内藤友香子(ないとう・ゆかこ)会長は「多くの理解と協力が必要です」と話しています。

ところで、今月(12月)22日の午後1時半から、和歌山市毛見(けみ)の県子ども・女性・障害者相談センターで高次脳機能障害リハビリテーション講演会が開かれ、この中で、県内での支援や取組みについて紹介されるほか、高次脳機能障害者による講演会も開かれます。参加は無料で、定員は先着150人です。

詳しくは実行委員会まで問い合わせて下さい。電話番号は073(423)5838番です。