盗品の梅干し売却、梅加工業の男に有罪判決

2018年12月06日 19時31分 ニュース, 事件・事故・裁判

みなべ町の倉庫から盗まれた高級梅干し入りの樽(たる)を、盗まれたものと知りながら運搬、売却したとして、盗品等処分あっせんなどの罪に問われた梅加工業の被告の男に、和歌山地方裁判所田辺支部はきょう(6日)、懲役2年、執行猶予4年、罰金10万円の有罪判決を言い渡しました。

判決によりますと、庄司真彰(しょうじ・まさあき)被告31歳は、おととし(2016年)12月、無職の森一樹(もり・かずき)被告37歳が盗んだ梅干し入りの樽224個、総額およそ133万円相当を、およそ115万円で売却したほか、去年(2017年)12月にも、森被告が盗んだ別の梅樽84個、総額およそ68万円相当を、盗まれたものと知りながら運搬しました。

きょうの判決公判で、和歌山地裁田辺支部の上田卓哉(うえだ・たくや)裁判官は、「同業者が梅干しの生産にかけている手間や費用を十分に知っていた」と述べ、「責任は重い」と指摘しました。

一方、犯行は依頼を受けてのもので、日当は1万円と少額だったことや、地元の梅業界での信用を失い社会的制裁を受けたとして執行猶予をつけ、懲役2年、罰金10万円の求刑に対し、懲役2年、執行猶予4年、罰金10万円の判決を言い渡しました。