紀陽銀行の元行員が顧客の預金1241万円を着服

2018年12月07日 19時26分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会, 経済

和歌山市に本店のある紀陽銀行はきょう(12/7)、大阪府内の支店に勤務していた元行員の男性が、顧客の預金あわせておよそ1241万円を着服していたことを明らかにしました。

紀陽銀行によりますと、本店嘱託の行員だった60歳の男性は、かつて勤務していた大阪の羽倉崎(はぐらざき)支店で担当していた顧客1人から定期預金用に預かった現金を、2007年6月ごろから2009年11月までの複数回にわたって着服していました。この時点で被害額はあわせておよそ1241万円にのぼっていましたが、顧客は着服に気づいていませんでした。

ところが、ことし(2018年)10月になって、新たに定期預金の集金に来るはずだったこの行員が来なかったため、顧客が紀陽銀行に問い合わせ、銀行側が調べたところ、着服が発覚したということです。

これを受け、この行員は先月(11月)懲戒解雇され、被害金は全額被害者に弁償されましたが、被害者の希望で刑事告発はしないということです。

事態を重くみた紀陽銀行は、松岡靖之(まつおか・やすゆき)頭取をはじめ、経営陣の減給処分を検討しているほか、再発防止マニュアルのさらなる見直しや、社員研修を徹底する方針で「内部管理態勢の充実と強化をはかり、再発防止にむけ全力で取り組む」とコメントしています。