和歌山県庁舎80周年記念シンポジウム・24日開催(写真付)

2018年12月13日 20時17分 ニュース, 政治, 社会

国の登録文化財に指定されている和歌山県庁の本庁舎が建設されてから、ことし(2018年)80周年を迎えたことを記念して、クリスマス・イヴの今月(12月)24日、シンポジウムが開かれることになりました。

竣工当時(1938年1月)の県庁本庁舎(※和歌山県立文書館所蔵写真より)

これは、和歌山県と県教育委員会、それに、和歌山建築士会が主催するものです。

昭和13年(1938年)に完成した県庁の本庁舎は県を代表する鉄筋コンクリート製の近代建築物で、東京帝国大学教授の内田祥三(うちだ・しょうぞう)を顧問に、県の技師・増田八郎(ますだ・はちろう)が設計を担当しました。

淡い黄色のタイル張りのモダンな外観や、紀の川市出身の彫刻家・保田龍門(やすだ・りゅうもん)のレリーフを飾った内装など、完成当時のたたずまいを現代にも残していて、5年前の2013年12月24日には国の登録文化財に指定されました。

シンポジウムでは和歌山建築士会の中西重裕(なかにし・しげひろ)副会長が「和歌山県庁舎の歴史と魅力」について基調講演します。

続いて行われる個別報告では、建築士会会員で県職員の高垣晴夫(たかがき・はるお)さんが和歌山県技師の松田茂樹(まつだ・しげき)について、県立文書館(もんじょかん)学芸員の藤隆宏(とう・たかひろ)さんが増田八郎の生涯と寄贈された資料について、和歌山大学システム工学部の河崎昌之(かわさき・まさゆき)准教授が和歌山県庁舎の建築図面について、県立近代美術館学芸課長の井上芳子(いのうえ・よしこ)さんが保田龍門について、県教育委員会・文化遺産課主査の御船達雄(みふね・たつお)さんが増田八郎のアルバムについてそれぞれ解説し、最後にパネルディスカッションが行われます。

県庁舎建設80周年記念シンポジウム「和歌山県庁舎をつくった人びと」は、今月24日の午後2時から、和歌山市吹上(ふきあげ)の県立近代美術館2階ホールで開かれます。

入場は無料で、定員は先着120人となっていて、このうち先着100人には、80年前に作られた県庁完成記念絵はがきの復刻版がプレゼントされます。