「お菓子のはぢまり海南市条例」が制定(写真付)

2018年12月20日 19時52分 ニュース, 政治, 社会, 経済

お菓子発祥の地・海南市(かいなんし)を全国や海外に広く発信しようというユニークな条例案が、きょう(20日)海南市議会で可決され制定されました。

条例制定後の記者会見のもよう(12月20日・海南市役所)

この条例は「お菓子のはぢまり海南市条例」と名付けられ、地元の食品関連業者などによる実行委員会が市議会議員に働きかけたものです。

条例案の提案理由を説明する建設経済委員会の米原委員長

海南市には、田道間守(たじまもり)がミカンの元となる橘(たちばな)の木を持ち帰って植えたと古事記(こじき)や日本書紀(にほんしょき)に伝えられている「六本樹(ろっぽんじゅ)の丘」があり、田道間守(たじまもり)をお菓子の神様として祀(まつ)っている下津町(しもつちょう)の橘本(きつもと)神社では毎年4月の第一日曜に「菓子祭り」を行っていることから、実行委員会が、官民一体となってお菓子発祥の地・海南を内外に発信しようと、条例制定に向けて働きかけ、きょうの市議会で全会一致で可決されました。

橘の枝を手に意気込みを語る野田さん

実行委員の野田智也(のだ・ともや)さんは「これをきっかけに、お菓子のまち海南を官民一体でPRしたい」と意気込みを語りました。

海南市の神出市長(右)と市議会の川崎議長(左)

海南市の神出政巳(じんで・まさみ)市長は「皆さんに盛り上げて、海南を活気づけて欲しい。先の地酒で乾杯条例と同様に応援する」と述べました。

条例はきょうから施行され、今後は、田道間守と橘本神社のいわれをまとめた子ども向けの読み聞かせ冊子の作成や、来年3月には駄菓子を子どもに配って交流促進を図るイベントの開催などを予定しています。また、市役所や企業の会議室や窓口でのお菓子の常備の働きかけも予定しています。