IWC脱退・地元は歓迎

2018年12月26日 20時24分 ニュース, 政治, 社会, 経済

政府がIWCから脱退したことについて、地元からは、歓迎の声が相次いでいます。

和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、きょう(12/26)、和歌山県庁で記者の質問に答え、「もともと日本は、IWCの資源管理の趣旨に協調してきたが、いまのIWCは反捕鯨に偏っている」と政府の方針を支持する考えを示し、「捕鯨で生活をしている人々からそれを奪ってはならない」と述べ、あらためてIWCを批判しました。

太地町漁業協同組合(太地町漁協)・参事で日本小型捕鯨協会・会長の貝良文(かい・よしふみ)さんは、「地元として、商業捕鯨の再開は悲願でありがたい。調査捕鯨では、肥えたクジラだけを獲ることが出来ず、すぐに血抜きも出来なかったが、これからは、すぐに血抜きできるので、美味しいクジラを届けられる。食文化を絶やすことなく、続けていきたい」と話しました。

また、クジラの資源管理について、貝さんは、「クジラを獲りすぎて困るのは、自分たちなので、資源管理をきちんとしてその中で持続可能な数を獲っていきたい。今後は、国際的な機関を作るか、すでにある機関に入ることになる。脱退して勝手にやるということではない」と適切に取り組んでいくことを強調しました。

また太地町の三軒一高(さんげん・かずたか)町長は、「今回の政府の決定に経緯を表すとともに心から感謝したい。IWC脱退は、国内の漁業者を守るための大きな決断であり、高く評価したい」とコメントしました。