田辺市・闘鶏神社「紀州徳川家入城400年との相乗効果も」(写真付)

2019年01月07日 20時26分 ニュース, 社会

ことし(2019年)創建1600年を迎えた田辺市東陽(とうよう)の世界遺産・闘鶏(とうけい)神社では、これを機に、多くの人々に神社の歴史を知ってもらうとともに、田辺市中心部の「まちあるき」や、同じくことし入城400年を迎える紀州徳川家への関心を高めようとアイデアを考えています。

明かりの灯された境内(1月5日・田辺市・闘鶏神社)

地元の商工会議所や観光協会などが協議会を発足させて、創建1600年のことし、市民講座の開講や、奉納落語会・コンサートなどを行うほか、7月の例大祭「田辺祭(たなべまつり)」や10月の「弁慶まつり」と連動した催しも企画しています。

創建1600年を示すのぼり

闘鶏神社の長澤好晃(ながさわ・よしあき)宮司は「1600年を機に、神社の参拝客が田辺市中心部のまちあるきを楽しめるようなウォークラリーのような企画をゆくゆくは展開できたら、武蔵坊弁慶(むさしぼう・べんけい)・南方熊楠(みなかた・くまぐす)・植芝盛平(うえしば・もりへい)の『田辺三傑(さんけつ)』を楽しく知って貰えるのではないか」と語りました。

また長澤宮司は、紀州徳川家初代藩主・徳川頼宣(とくがわ・よりのぶ)の入城に伴い、紀伊田辺藩の付家老(つけがろう)・安藤直次(あんどう・なおつぐ)が田辺城に入城してからことしで400年を迎え、直次をまつる「藤厳(とうがん)神社」が闘鶏神社の境内にあることを強調し「寒村だった田辺周辺に梅の栽培を奨励した直次公の功績を発信することで、和歌山市や三重県松阪市(まつさかし)など、紀州藩ゆかりの紀伊半島各地と連動したまちめぐりにもつなげられるのではないか」とアイデアを語り、相乗効果に向けて考えを巡らせています。