初釜・幼稚園児が茶席体験(写真付)

2019年01月10日 19時26分 ニュース, 社会

新年に行われる茶道の茶会「初釜(はつがま)」がきょう(10日)和歌山市の幼稚園で開かれ、園児が茶席での作法に挑戦しました。

和歌山市道場町(どうじょうまち)の「私立おのみなと幼稚園」では、子どもたちに日本の伝統文化に触れてもらおうと、毎年新年に茶会を開いていて、きょうは3歳から6歳の園児およそ220人が参加しました。

園児らは、幼稚園のある寺・海善寺(かいぜんじ)の本堂の畳に背筋を伸ばして正座し、はじめに、懐紙(かいし)にのせた茶菓子を味わいました。続いて、保護者らが立てた抹茶が運ばれてくると丁寧にお辞儀をしたあと両手で茶碗を2回まわして「頂戴いたします」と挨拶し、ゆっくりと抹茶を味わっていました。さいごに、全員で「お茶はまことに結構でした」と挨拶して茶会を締めくくりました。

年長で6歳の女の子は、「抹茶は少し苦かったけれど美味しかったです。お椀をうまく回すことができました」と話していました。講師を務めた瀧本佐千子(たきもと・さちこ)教頭は、「茶会を通して、日本の伝統文化を体験してほしい。畳がある家庭も少なくなっているので、畳で正座することや畳の香りも学んでもらえれば」と話していました。

おのみなと幼稚園では、あす(12日)も初釜が開かれ、2日間ですべての園児が茶席を体験するということです。