県災害ボランティアセンター 10周年記念フォーラム(写真付)

2019年01月22日 23時28分 ニュース, 社会, 防災

災害発生時に被災地へのボランティア支援などを行う和歌山県災害ボランティアセンターが開設されてから10年となるのを記念したフォーラムがきのう(1/21)、和歌山市で開かれました。

和歌山県災害ボランティアセンターは、2007年、県社会福祉協議会の組織として全国で4番目に設置され、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛7階に事務局を置いています。

きのう午後1時から和歌山ビッグ愛1階の大ホールで開かれたフォーラムでは、はじめに県社会福祉協議会の栗山隆博(くりやま・たかひろ)常務理事が挨拶し、「10年の節目を迎え、今後、ますます人と人、人と組織のつながりを強め、活性化していきたい」と話しました。

挨拶する栗山常務理事

続いて、県災害ボランティアセンターの南出考(みなみで・こう)さんがこれまでの活動を振り返り、10年間に76台のボランティアバスを出し、1600人のボランティアを被災地に運んだことなどを報告したあと、今後の課題として、同時多発で発生する災害や広域災害への支援体制強化を挙げました。

報告する南出さん

フォーラムでは、このあと、コミュニティ・エンパワメント・オフィスFEEL Doの桒原英文(くわはら・ひでふみ)さんが「災害時に強く、一人ひとりを大切にする地域とは」と題して基調講演しました。

講演する桒原さん

この中で、桒原さんは、「平常時には支え合い、災害時には助け合う、そうした地域を作ることが大切。災害ボランティアセンターには、1人1人に応じた支援のあり方をこれから10年の課題にしてほしいし、被災地とボランティアをつなぐ案内所や相談所としての機能だけでなく、行政や専門的なサポートとの調整役も担ってもらいたい」と指摘しました。

このあと、フォーラムでは、社会福祉協議会の職員や防災士会のメンバーら6人によるリレートークが行われ、このうち県国際交流協会の城山雅宏(じょうやま・まさひろ)さんは、県内に6500人の在留外国人がいて、全国で発生した、これまでの災害で避難指示などの情報が理解できなかったり、地震の経験がなくパニックに陥った外国人がいたことを紹介しました。

フォーラムには、会場いっぱいとなるおよそ350人が訪れ、話に聞き入っていました。

フォーラムではリレートークも・・・