海南火力の休止検討に仁坂知事「雇用のメドつけば心配ない」(写真付)

2019年01月29日 23時18分 ニュース, 政治, 経済

電力供給の競争激化などを背景に、関西電力が海南火力発電所の休止を含めた経営の効率化策を検討していることについて、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「関西電力から去年(2018年)の早い段階で意向を聞いていた。雇用が失われる事へのメドは付きつつあるので、仮に発電所が無くなっても心配していない」と述べました。

記者の質問に答える仁坂知事(1月29日・和歌山県庁)

海南市船尾(ふのお)の海南火力発電所は1970年(昭和45年)から稼働し、関西電力の火力発電所としては最も古く、これまで、老朽化によるトラブルが相次いだり、節電や省エネが進んだことなどから、 4基の発電機のうち1号機から3号機は、おととし(2017年)から運転を休止しています。

関西電力によりますと、昨今の電力供給の競争激化などを背景に、稼働から50年近くが経過し老朽化の進む海南火力発電所の休止を含めた経営の効率化策を検討していて、自治体などに説明しているということです。

仁坂知事はこのことについて、けさ(29日)の定例記者会見で「まだ関電から何も発表が無く、関電内部の問題をこちらがゴチャゴチャ言う訳にはいかない」と前置きした上で「雇用が失われるのは県にとって損だから、その点は関電にカバーを求めているが、メドは付きつつあるので、仮に発電所が無くなっても心配はしていない」と述べました。