濱口梧陵のジュニア語り部 2月2日に発表会(写真付)

2019年01月29日 23時34分 ニュース, 社会, 防災

1854年の安政の大地震で広村が津波に襲われた際、稲わらに火をつけて村人を誘導したとされる広川町の偉人、濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)について地元の語り部グループから学んでいる小学生が、来(2)月2日の学習発表会を前に、このほど(1/26)、リハーサルにのぞみました。

リハーサル風景(2019年1月26日・稲むらの火の館で)

この取り組みは、濱口梧陵が2020年に生誕200年を迎えるのを記念して次の世代を担う子どもたちに梧陵の功績を伝えていこうと、3年間の事業として広川町教育委員会が主催しているもので、広川町語り部サークル内に、去年4月、発足した「広川町梧陵語り部ジュニアクラブ」が運営しています。

参加対象は、広川町内の小学校に通う5年生と6年生で、今年度は、広小学校の5年生5人と南広小学校の6年生5人のあわせて10人が参加しています。

去年4月から始まったこの取り組みで、こどもたちは、「稲むらの火」や広村堤防を作るに至った経緯に関する講義を受けたほか、夏休みには、広村堤防の現地で語り部から堤防の特徴などを教えてもらったり、神戸市の人と防災未来センターに出かけたりしました。また冬休み頃から、福沢諭吉や勝海舟など梧陵の交友関係などを学び、2月2日の学習発表会に向けて内容をまとめ始めました。

発表会場となる稲むらの火の館でこのほど行われたリハーサルでは、指導の中心的役割を担っている熊野亨(くまの・とおる)さんが、発表の順番や声の大きさといった注意点を指摘していました。

発表を見つめる熊野さん(左端)

指導に当たった熊野さんは、「梧陵さんのことを少し深く学んでもらえたらと取り組んできました。語り部の即戦力というのではなくて、例えば、自分の親や兄弟に梧陵さんについて話してもらえれば十分だと思います」と話しました。

参加した児童は、「初めて知ることがたくさんあり、勝海舟など、世界や日本を変えようとした偉人を支えていたのは素晴らしいことだと思います。まだ暗唱できないので本番まで頑張りたい。梧陵の大切にしている言葉を世界中の人に知ってもらえるよう、気持ちをこめて発表したい」と意気込んでいました。

この学習発表会は、来(2)月2日の午前9時半から広川町の稲むらの火の館3階・ガイダンスルームで開かれます。