濱口梧陵の偉業を後世へ ジュニア語り部が10人誕生(写真付)

2019年02月05日 00時28分 ニュース, 社会, 防災

1854年の安政の大地震で、広村、現在の広川町が津波に襲われた際、稲わらに火をつけて村人を高台に誘導したとされる偉人、濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)について地元の語り部グループから学んだ小学生が、おととい(2/2)、その成果を発表した後、ジュニア語り部に認定されました。

この取り組みは、濱口梧陵が2020年に生誕200年を迎えるのを記念して、次の世代を担う子どもたちに梧陵の功績を伝えていこうと、3年間の事業として広川町教育委員会が主催したもので、広川町語り部サークル内に発足した「梧陵語り部ジュニアクラブ」が、子どもたちの指導にあたってきました。

おととい午前9時半から広川町の稲むらの火の館で開かれた学習発表会では、広小学校の5年生5人と南広小学校の6年生5人のあわせて10人が、去年4月から学んできた「稲むらの火」や、梧陵が私財を投じて作った広村堤防、勝海舟や福沢諭吉ら幕末から明治にかけて活躍した偉人と梧陵との交友関係などをスライドにまとめて発表しました。

発表会の後、ジュニア語り部の認定証の授与式が行われ、小学5年生には、初級の認定証が、小学6年生には、認定証がそれぞれ授与されました。

参加した児童は、「めっちゃ緊張しましたが、集中できてよかったです。認定証ももらえてうれしかったです。これからは、もっと梧陵さんのことをみんなに話していきたい」「梧陵さんの一生を初めて知ることができて楽しかったです。次も友達を誘って参加したい」などと話していました。

 

 

 

指導の中心を担ってきた、梧陵語り部ジュニアクラブの熊野亨(くまの・とおる)さんは、「みんな、うまくしゃべってくれてほっとしいています。語り部にならなくても、梧陵さんについて勉強することで、ふるさとにすごい人がいることを知り、誇りを持って成長してほしい」と話していました。

梧陵語り部ジュニアクラブは、来年度と再来年度も、広川町内の小学校に通う5年生と6年生を対象に希望者を募って指導することにしています。