「災害に備える日」大規模地震想定の交通規制訓練(写真付)

2019年02月05日 19時22分 ニュース, 交通, 防災

大規模な地震を想定した交通規制訓練がきょう(5日)和歌山市などで行われ、警察官が、手信号による交通整理や緊急輸送路を確保する手順を確認しました。

警察官が手信号で交通整理

和歌山県警察本部は、「安政の南海地震」が発生した1854年11月5日にあわせて毎月5日を「災害に備える日」と定めていて、きょうの訓練は、串本町沖を震源とする震度6強の地震が発生し、停電で信号機が消えるとともに県内の道路が損壊したという想定で行われました。

和歌山市の国道24号「元寺町(もとでらまち)五丁目交差点」では午前10時すぎに信号機が消されると、警察官10人が笛を吹きながら手信号で交通整理を行い、自動車や歩行者が安全に通行できるよう誘導しました。

また、発災時に救援物資などを運ぶ「緊急交通路」に指定される可能性のある阪和自動車道や湯浅御坊道路、国道42号など県内の主要道路を警察車両が走行し、安全性を点検したほか、阪和自動車道の和歌山インターチェンジに検問所を設け、緊急車両に通行証明書を発行する手続きを確認しました。

県警・交通規制課の山本則明(やまもと・のりあき)次席は「南海トラフ巨大地震や去年のような台風に対応できるよう訓練の習熟を図るとともに、災害に強い信号機の導入を進めたい」と話していました。

県警によりますと、停電時に自家発電ができる「自動起動式発動発電機」は現在、県内112か所の信号機に整備されているということです。