ウミガメの浜を清掃・那智勝浦町立下里小が環境美化教育優良校(写真付)

2019年02月07日 20時06分 ニュース, 社会

およそ四半世紀にわたって、アカウミガメが産卵に訪れる浜辺の清掃活動を続けている、那智勝浦(なちかつうら)町立下里(しもさと)小学校が、第19回「環境美化教育優良校」に選ばれました。

表彰後の記念撮影(左から岡校長、宮井さん、アサヒビールの横田和歌山支店長・2月7日・那智勝浦町立下里小)

この表彰は、アサヒビールなど飲料業界の6団体による公益社団法人・食品容器美化環境協会が、独創的な環境美化の教育を熱心に行っている全国の小・中学校などを毎年表彰しているもので、19回目となることし(2019年)は、和歌山県から下里小学校が、優良校全国27校のひとつに選ばれました。

下里小学校では、1995年から、学校近くのアカウミガメの産卵場所となっている大浜(おおはま)海岸を、地元の住民や自然保護団体と連携して清掃する「大浜クリーン作戦」を全校を上げて展開していて、浜辺に散乱する漂着ゴミなどを清掃しています。

下里小で試験的に飼育されているアカウミガメの赤ちゃん

また2015年からは「海の時間」と名付けた独自の体験学習を実践していて、5年生が試験的にアカウミガメの赤ちゃんを育てて海へ放流する取り組みも行っています。

きょう午前、下里小学校の体育館で表彰式が行われ、食品容器美化環境協会に加盟するアサヒビール和歌山支店の横田恭史(よこた・やすふみ)支店長から、岡史博(おか・ふみひろ)校長に表彰状が、児童会長で6年生の宮井聡子(みやい・さとこ)さんに記念品がそれぞれ伝達されました。

宮井さんは「伝統行事のクリーン作戦が表彰されて嬉しいです。これからも綺麗な大浜でいて欲しいです」と喜びを語りました。

岡校長は「地域の協力を得ながら長年続けてきた地道な活動が評価されて非常に嬉しい。より一層発展させたい」と話しています。

児童らが書いた「かめかめ新聞」

下里小学校では、去年(2018年)から5年生の児童らがアカウミガメの赤ちゃんを育てながら「かめかめ新聞」と名付けた手書きの壁新聞を作って、赤ちゃんの成長を見守っていて、ことし6月ごろ、大浜から放流する予定です。