「和歌山県野球協議会」発足、高嶋仁氏が講演(写真付)

2019年02月09日 22時10分 スポーツ, ニュース

和歌山県の野球界が抱える課題を議論しようと、小学生から大学生まで各世代の球児を指導する関係者でつくる「野球協議会」が発足し、きょう(9日)はじめての会合が開かれました。

意見交換会

「野球協議会」は、野球以外のスポーツの人気が高まり県内の野球人口の減少が懸念される中、県・高校野球連盟の監督部会の呼びかけで発足したものです。

きょう午後2時から、和歌山市の「ホテルグランヴィア和歌山」で開かれた協議会には、県内で様々な世代を指導する野球関係者らあわせておよそ120人が出席し、はじめに県・高野連の伊藤誠悟(いとう・せいご)理事長が「目先の結果だけでなく、長い目で考えた施策も大事になってくる。建設的な意見を出し合い、和歌山の野球人口が100年続くための第一歩になれば」と挨拶しました。

続いて、高校野球の監督として歴代最多の甲子園68勝を挙げ、去年(2018年)8月に智辯和歌山の監督を勇退した高嶋仁(たかしま・ひとし)さんが指導者のあり方や甲子園への思いを語り、「監督と選手が信頼関係を築き、野球を好きにさせることが大切。子どもに野球の楽しさや素晴らしさを教えて惹きつけてやり、中学や高校へ上げてほしい」と語りました。また「野球しかできないのが一番だめ」だといい、「小さいときに、野球にプラスになることを色々やらせて、何をやらせてもできる体を作ってほしい」と話しました。

高嶋仁さんが講演

このあと、参加者は10のグループに分かれて意見交換し、「選手の親が賛成してくれず野球を続けられない」「教員は会議などがあり、部活動の場に指導者がいない日がある」など、現場における課題について意見を出し合いました。きょう出された意見は、後日、県高野連のホームページに掲載され、今後は年に1回程度、協議会を開くということです。