和歌山市、過去最高1566億円の新年度予算案(写真付)

2019年02月12日 19時26分 ニュース, 政治

和歌山市はきょう(12日)、「子育て支援」や「まちづくり」に重点を置いた、過去最大規模となる総額1566億円あまりの新年度・一般会計当初予算案を発表しました。

新年度予算を説明する尾花市長

予算額は、建設費などが増加したことで今年度(2018年度)より56億円あまり、率にして3・8%増え、過去最大の規模となりました。歳入は、市税などの自主財源が45・2%、地方交付税や市債などの依存財源が半分以上を占めていて、歳出は、人件費や福祉関連費などの義務的な経費が56・7%、建設などの投資的経費が13・7%です。

子育て支援策では、公立2園、私立3園の認定こども園を整備する事業に18億7900万円あまり、市立本町小学校の跡地に、子どもを虐待から守るための「こども家庭総合支援拠点」を設置する事業に2000万円あまり、市内7つの中学校の体育館に空調を設置する事業に3億2000万円あまりが計上されています。

商工関係では、来年(2020年)4月のオープンを目指して「四季の郷公園」をリニューアルする事業に5億1100万円あまり、2020年度からバス事業者に交通系ICカードを導入する事業に3300万円あまり、東京圏から和歌山市へ移住する人に支援金を支給する事業に1900万円あまりが計上されています。

また、まちづくり政策では、2020年度以降、「つつじが丘テニスコート」を中心とした総合公園を整備する事業に13億2700万円あまりが計上されるほか、 2020年の完成を目指して南海和歌山市駅の駅ビルと駅前広場の再開発も進めます。観光政策では、日本遺産に登録された和歌の浦周辺の魅力向上に向けて、観光遊覧船の運航や電柱の地中化を進めるほか、優良タクシーだけを集めるタクシー乗り場を主要駅に設置する方針です。

和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長はきょうの記者会見で「未来の発展につなげる予算」とし、「住みたいまちとして選ばれる関西の中枢中核都市を目指す」を強調しました。この新年度予算案は今月(2月)19日に開会する和歌山市議会の2月定例会に提案されます。