「横断歩行者優先」徹底へ 対策会議初開催(写真付)

2019年02月19日 21時25分 ニュース, 交通, 社会

横断歩道での歩行者優先を徹底するため、県内の運輸事業者などの関係機関を交えた対策会議がきょう(19日)午後、和歌山市で開かれました。

これは、去年(2018年)、JAF(ジャフ)(=日本自動車連盟)が全国で行った「信号機のない横断歩道における車の一時停止率」の調査で、和歌山県が、全国で3番目に低い1・4%だったことを受けて、ドライバーにルールの周知を図ろうと県警交通部がはじめて開いたものです。

きょう午後2時から、和歌山市西の交通センターで開かれた対策会議には、県や県警に加えて、バスやタクシー、トラック、自動車教習所の関係団体などからあわせて17人が参加しました。

会議でははじめに、県警交通部の島泰弘(しま・やすひろ)部長が「ドライバーの多くは、年数が経過するにつれて初心を忘れ、運転も我流になりがち。運送・旅客輸送業界の皆さんには、一般ドライバーの模範として横断歩行者優先に取り組んでいただき、県民全体の機運の醸成にお力添えをいただきたい」と挨拶しました。続いて、県警の担当者が県内の交通情勢を説明したほか、JAFの担当者が運転マナーに関する調査の結果について報告しました。

県警によりますと、去年(2018年)、県内で発生した人対車の事故は236件で、このうち半数近い114件は歩行者が道路を横断中に起き、9人が亡くなっています。さらに、信号機のある横断歩道での事故は50件で、信号機のない横断歩道での事故は22件でした。

県警では今後も定期的に対策会議を開くほか、「横断歩行者の優先」を呼びかけるステッカーを配布したり、取り組みの重点項目に加えるなどして対策を強化する方針です。