和歌山弁護士会、拘置所に暖房設置を申し入れ

2019年02月20日 20時58分 ニュース, 社会

和歌山弁護士会はきょう(20日)、和歌山市にある「丸の内拘置支所」に暖房器具の設置を求める申し入れ書を送ったと明らかにしました。

申し入れ書では、「老朽化している『丸の内拘置支所』の居室や廊下には暖房器具がなく、日中に布団をかぶることは禁止されている。寒さで健康を害したり、訴訟資料を集中して読み込めない可能性がある。県外の拘置所では入所者が寒さで凍死する事例もあり、適切な措置がなされないと命を失う者が出かねない」と主張し、エアコンの設置や防寒着の貸与を増やすといった対策を求めています。

弁護士会によりますと、複数の被告から「居室が寒い」という声が上がっていて、去年(2018年)末ごろから申し入れを検討していたということです。

一方、和歌山市広瀬中ノ丁(ひろせなかのちょう)2丁目の「丸の内拘置支所」によりますと、「入所者が風邪を引かないよう、日中でも時間を決めて布団の使用を許可したり、体の弱い高齢者をエアコンの効いた居室に入れるなど、必要に応じて対応している」ということです。申し入れについては「文書が届いていないのでコメントできない」としていて、今後は、所管する大阪刑務所と協議して対応を検討するということです。