田辺市・総額440億円の新年度予算案

2019年02月25日 20時24分 ニュース, 政治

田辺市は、市役所新庁舎の高台移転や、人材育成、移住定住促進などの事業費を盛り込んだ、一般会計で総額およそ440億円にのぼる新年度(2019年度)当初予算案をこのほど発表しました。

当初予算の規模は、前の年度(2018年度)より1・5%、額にして6億6900万円あまり増えています。

歳入は、市民が前の年度を0・9%、地方交付税が1・8%増えていますが、借金にあたる市債の発行額は、新しい武道館や斎場の改築、廃棄物最終処分場の整備といった大型の建設事業が続いているため、前の年度より4・2%多い47億円あまりにのぼっています。

歳出は、人件費などの義務的経費は前の年度並みで、予算全体のおよそ6割となっているほか、投資的経費は小学校2校の建設事業が終わったことなどで、前の年度より2%ほど低い13%となっています。

主な事業は、2023年度の完成を目指すオーシティ田辺店への新庁舎移転整備事業で、新年度分は設計や立体駐車場用建物の購入契約費用などにおよそ1億1600万円、東京23区からの移住定住・起業者への支援金助成事業や、旧・田辺市内への移住者を対象にした空き家改修補助事業などを含む移住定住推進事業費におよそ3054万円を計上しています。

このほか、消費税増税にあわせてプレミアム付き商品券の販売事業に5億6300万円、扇ヶ浜(おうぎがはま)海水浴場に海上遊具やスポーツビーチを整備する事業に1099万円、世界遺産・闘鶏神社(とうけいじんじゃ)の創建1600年記念事業と、安藤家(あんどうけ)入城400年記念事業の費用としてあわせて120万円、会津川(あいづがわ)の左岸(さがん)地域に津波避難タワーを建設する事業で、用地買収や測量などに4100万円が計上されています。

真砂充敏(まなご・みつとし)市長は「すでに動き出した大型プロジェクトを着実に実施し、人と地域が輝き、未来へつながるまちづくりをより一層進めたい」と話しています。

田辺市の新年度の当初予算案は、今月(2月)27日に開会する3月定例市議会に提案されます。