戦争学習を考える 県歴史教育者協議会県大会(写真付)

2019年02月25日 20時36分 ニュース, 社会

和歌山県内の社会科の教師でつくる県歴史教育者協議会の県大会がおととい(2/23)、和歌山市で開かれ、和歌山大空襲をはじめ、戦争をテーマにした学習のあり方などを議論しました。

左:高橋さん(和歌山市勤労者総合センターで)

おとといの大会では、和歌山大空襲の体験者に3年前から聞き取り調査を行っている和歌山市立博物館の高橋克伸(たかはし・かつのぶ)学芸員が講師となり、戦後50年の節目に制作された映画「和歌山大空襲」などを観たあと、聞き取り調査を行った人数が、去年10月現在で114人となり、平均年齢は84歳で、少しでも早く調査を進める必要があると実感したことなどを報告しました。

その上で、高橋さんは、「戦後50年の節目に始めておけばよかったという思いもあるが、70年を経たいまだからこそ、話しておきたいと言ってくれる人も多い。この聞き取り調査は、文字だけではなく、音声でも残していて、意義あるものになると思う」と話しました。

参加者からは、戦争学習の現状が報告され、社会研究部などのサークルや研究会として社会的な問題を調べているケースは、いまはほとんどないものの、戦争体験者を学校に招いて児童・生徒の前で体験談を話してもらう取り組みは行われていて、戦災孤児となった人の戦後の話に子どもたちの強い関心が集まったことなどが報告されました。