高レベル放射性廃棄物処分場・仁坂知事「最も相応しくない」

2019年02月26日 19時51分 ニュース, 政治

国が高レベル放射性廃棄物の最終処分場の選定に向けた調査を今後行うことについて、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「和歌山県は南海トラフが近く、地震・津波の被害が懸念されるうえに、山がちで山間部の人口も結構多いので、最も相応(ふさわ)しくないことは理論的に明らか」と述べ、最終処分場の選定調査を受け入れる考えが無いことを示しました。

これは、きょう(26日)開かれた2月定例県議会で、改新クラブの谷口和樹(たにぐち・かずき)議員の一般質問に仁坂知事が答弁したものです。

国は、おととし(2017年)最終処分場の適正を示した「科学的特性マップ」を公表し、和歌山県など全国各地で説明会を開いて、今後、自治体からの応募があったり、国が自治体に調査を申し入れたりした場合には、処分場選定の調査が行われることになります。

仁坂知事は、この年の9月定例県議会で「県内での調査を受け入れる考えは無い」と答弁していますが、改めて谷口議員が質問したのに対し、「和歌山県は南海トラフが近く、地震・津波の被害が懸念されるうえに、山がちで山間部の人口も結構多いので、最も相応しくないことは理論的に明らかだ」と答え、最終処分場の選定調査を受け入れる考えが無いことを示しました。

このほか、きょうの一般質問では、自民党県議団の山本茂博(やまもと・しげひろ)議員が和歌山県の川づくりについて、自民党県議団の中西峰雄(なかにし・みねお)議員が児童相談所による一時保護などについて、自民党県議団の前芝雅嗣(まえしば・まさつぐ)議員が和歌山県の教育の進むべき方向性などについて、それぞれ県当局の考えをただしました。

一般質問はきょうで終了し、あす(27日)からは予算特別委員会が開かれます。

和歌山放送では、きょうの県議会一般質問のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。