虚偽文書作成の元県職員に有罪判決

2019年02月28日 19時54分 ニュース, 事件・事故・裁判

和歌山県が発注した工事が終わっていないのに、完了したと偽った書類を作成し提出したとして虚偽有印公文書作成と行使などの罪に問われた元県職員の男に対し、和歌山地方裁判所はきょう(28日)懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、県有田振興局・工務課の副主査だった、湯浅町のアルバイト、常岡克行(つねおか・かつゆき)被告33歳です。

判決によりますと、常岡被告は去年(2018年)3月、有田市にある初島漁港の整備工事が期限までに終わらなかったことが発覚しないように、設計書を別の工事内容が書かれた書類と差し替え、検査を担当する県の職員に提出しました。

きょうの判決公判で、和歌山地方裁判所の武田正(たけだ・ただし)裁判長は「担当していた工事の進捗が遅れ、工期に間に合わないことを周りに知られたくないと犯行に及んだもので、公文書に対する信頼を害した結果は大きい」と指摘した上で、「県から懲戒免職処分を受けるなど社会的制裁を受け、反省している」と述べ、懲役2年の求刑に対し懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。