和歌山市議会 代表質問(写真付)

2019年02月28日 19時53分 ニュース, 政治, 社会

和歌山市議会の2月定例会は10日目のきょう(28日)、5つの会派の代表者による「代表質問」が行われました。

左から(上段)𠮷本議員・中尾議員 (下段)姫田議員・山本議員・林議員

◇はじめに質問に立った、至政(しせい)クラブの𠮷本昌純(よしもと・まさずみ)議員は、市長の政治姿勢や水道行政について当局の考えを質しました。このうち「2025年の大阪万博を契機として観光客の誘客にどう取り組むのか」という質問に対して尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は「万博は国内外に市をアピールする絶好のチャンス。新たな観光ビジョンの策定も検討する」と述べました。

◇公明党議員団の中尾友紀(なかお・ともき)議員は児童虐待や自殺への対策、加太の観光振興について質問しました。このうち、市が今年度(2018年度)、いじめなどの相談を生徒からSNSで受け付けた結果について質したのに対し、市教育委員会の原一起(はら・かずき)教育長は「77日間で70人の生徒から、学業や家庭、いじめについて、のべ197件の相談があった。生徒本人の気持ちに寄り添えた一方、カウンセラーからは『直接対面での相談にどう繋いでいくかが課題』と聞いている」と答えました。

◇日本共産党和歌山市会議員団の姫田高宏(ひめだ・たかひろ)議員は消費税増税による影響や、生活困窮者の自立支援、学校給食、カジノを含む「IR」統合型リゾート施設について質問しました。このうち、「県と市が誘致を目指すIRは、日本の自然や食事を求める外国人観光客の誘客の阻害要件になるのでは」と質問したのに対し、尾花市長は「IRの構成施設には周辺観光の魅力や情報などを発信する機能があり、誘客を阻害するものではない」と述べました。

◇誠和クラブの山本忠相(やまもと・ただすけ)議員は3年前に施行された市の手話言語条例や、市の将来像について質問しました。このうち、手話の普及に向けた今後の取り組みについて尾花市長は「ことし(2019年)4月から、市役所1階で簡単な手話を学べるロビー講座を毎月開催するなど、市民が手話に携わりやすい環境整備に一層取り組んでいく」と話しました。

◇日本維新の会の林隆一(はやし・りゅういち)議員はまちづくりの展望や行財政改革、ことし秋に開館する新市民図書館などについて質問しました。このうち、新市民図書館の指定管理者に決まった「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」が会員カードの情報を捜査機関に提供していた問題に触れた上で、「情報漏洩にならないための担保をどうとるのか」と質問し、尾花市長は「図書館利用者の個人情報は図書館システム内に保持され、CCCに提供されることはない。また、CCCに対してモニタリングなどを行い、管理運営のガバナンスを確保していく」と述べました。

和歌山市議会2月定例会は、あす(3月1日)から一般質問が行われます。