4代目高野山ケーブルカー 運行開始セレモニー(写真付)

2019年03月02日 19時25分 ニュース, 交通

世界遺産の高野山を走るケーブルカーが4代目の車両に新調され、きょう(2日)、運行開始を祝うセレモニーが行われました。

新型車両を前にくす玉開き

南海電鉄高野線の極楽橋(ごくらくばし)駅と、山上の高野山駅の間およそ800メートル、高低差328メートルを5分ほどで結ぶケーブルカーは、54年ぶりとなる新車両の導入と巻き上げ機の新設工事に伴って、去年(2018年)11月下旬から運休しきのう(1日)およそ3か月ぶりに4代目の車両が運行を始めました。

きょうは、午前9時半すぎから極楽橋駅でセレモニーが行われ、南海電鉄の遠北光彦(あちきた・てるひこ)取締役社長兼CEOをはじめ、自治体や、車両を製造したスイスの企業の関係者が出席しました。

セレモニーで挨拶する遠北社長

この中で、南海電鉄の遠北社長が「新型車両のコンセプトは『期待感』と『癒し』、『調和』、そして『安心安全』です。運休中は高野山内の方々の通勤・通学にご不便をおかけしたが、より快適になった新型ケーブルカーをこれまでに増してご愛顧いただきたい」と挨拶したほか、高野山真言宗総本山金剛峯寺の葛西光義(かっさい・こうぎ)座主が「ますます便利で快適なものになり、世界中からお見え下さる方々に喜びを感じてもらえると確信しています」と期待を込めました。このあと、金剛峯寺の僧侶が安全祈願をし、関係者がくす玉を開いて、4代目の運行開始を祝いました。

兵庫県尼崎市から来た54歳の男性は「見た目がかっこいいし、3代目よりも音が静かで乗り心地も良かったです」と話し、高野町の33歳の女性は「ずっと運休していたのでやっとこの日が来たという感じです。通学・通勤の足としても頑張ってほしい」と話していました。

南海電鉄では、高野山ケーブルカーの新車両の運行開始を記念して、記念乗車券の販売やスタンプラリーを5月下旬まで実施するほか、高野山駅2階では当分の間、車両の入れ替え過程を紹介する写真展が開かれます。

高野山駅2階

極楽橋駅