ひな人形、小舟で春の海へ、加太淡嶋神社

2019年03月03日 18時27分 ニュース, 社会

和歌山市加太(かだ)の加太淡嶋(かだあわしま)神社で、きょう(3日)、子どもの健康や成長を願う恒例の神事「ひな流し」が行われ、参拝客が見守る中、全国から奉納されたひな人形およそ400体を載せた小舟3隻が海に送り出されました。

神社では、本殿に山のように飾られたひな人形を、みこが1体ずつ、積み込み、参拝客の女性らが、小舟を担いで、近くの海岸へと運びました。そして、地元の保育園に通う子どもたちが「うれしいひなまつり」を歌って、大勢の参拝客らとともに見送りました。

加太淡嶋神社は、江戸時代中期から人形のおはらいをしていて、今は、年間30万体から40万体の人形が奉納されます。ひな流しは、50年以上続く、春の恒例行事で、小舟を担いだ女性は、健康でいられるという言い伝えがあります。

去年(2018年)、和歌山市に引っ越し、娘3人ら家族と訪れた40歳の会社員の男性は「荘厳な雰囲気で感心しました。子どもが、ことし1年、元気に過ごせれば」と話していました。