春を呼ぶ高野の火まつり、高野山金剛峯寺前で

2019年03月03日 18時24分 ニュース, 社会

霊場高野山に春を呼ぶ「高野(こうや)の火まつり」が、きょう(3日)、高野町の高野山真言宗・総本山金剛峯寺(こんごうぶじ)前の特設会場で開かれ、護摩(ごま)をたき、招福と厄よけを祈願する荘厳な祭りを大勢の観光客らが見守りました。

これは、高野山の春の山開きと、四国八十八か所など全国の霊場開きの合図となる法要で、会場では、結界を示す縄が四方に張り巡らされ、そこに、高さおよそ2メートルの護摩壇(ごまだん)が置かれました。そして、ほら貝の音とともに、山伏姿の僧侶らおよそ30人が入場し、聖地に邪気が入らないよう破魔矢(はまや)を放つなど、厳粛な儀式のあと、護摩壇に点火されました。

一斉に、大太鼓が響き、参詣者らが般若心経(はんにゃしんぎょう)を唱える中、山伏姿の僧侶が、願いごとが書かれた木札を護摩壇の中に次々と投げ入れ、人々の無病息災(むびょうそくさい)や、去年(2018年)各地で相次いだ災害からの早期復興を祈りました。