近畿道紀勢線「新宮道路」新規事業採択時評価に着手へ

2019年03月04日 18時40分 ニュース, 交通, 政治, 社会

国土交通省は、このほど(3月1日)紀伊半島一周道路を構成する近畿自動車道紀勢線のうち、新宮市(しんぐうし)の新宮南(しんぐうみなみ)インターと、仮称・新宮北(しんぐうきた)インターの間の4・8キロにおよぶ「新宮道路」など、全国27カ所の整備事業について、新年度(2019年度)予算に向けた新規事業採択時評価手続きに着手することを発表しました。

この手続きは、新年度の新規事業を行う前に、国土交通省が公共事業の効率性や透明性の一層の向上を図ろうと行われているもので、実施する都道府県から意見を聞くほか、学識経験者などで構成する第三者委員会からも意見を聞いて費用対効果などを検討し、事業が妥当と判断されると予算が付けられ、新規事業化が正式に決まります。

和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「誠に喜ばしく思っている。紀伊半島一周道路は、県にとって企業立地や産業振興など将来のチャンスを保証するとともに、南海トラフ巨大地震などの大規模災害への備えとしても必要不可欠だ」とコメントし、今後、すでに事業着手されている区間も含めて、沿線の自治体と連携して、引き続き国や関係する機関に強く働きかける考えを示しました。

なお、新規事業採択時評価手続きの対象には、近畿自動車道紀勢線の三重県紀宝町(きほうちょう)と熊野市(くまのし)を結ぶ「紀宝熊野道路」も含まれています。