古座川町でクマノザクラ開花(写真付)

2019年03月05日 19時11分 ニュース, 社会

古座川町で、きょう(5日)、クマノザクラが開花しました。

 

開花したのは、古座川町池野山(いけのやま)にある「タイプ標本木(ひょうほんぼく)」と呼ばれる1本で、少しピンクがかった白い花が、数輪、木の中ほどに咲いています。

クマノザクラは去年(2018年)、103年ぶりに発見された桜の野生種で、紀伊半島南部の熊野川流域を中心にした和歌山、奈良、三重にまたがるエリアで確認されています。

開花した1本は、独自の野生種の発見につながる調査で観察されたことから、タイプ標本木と呼ばれています。

道の駅「虫喰岩(むしくいいわ)」の近くのわかりやすい場所にあり、町内のクマノザクラの代表的な存在で、木のそばには、地元の子どもたちが作った案内板が設置されています。

地元の樹木医、矢倉寛之(やぐら・ひろゆき)さんによりますと、開花したあと、1週間から10日ほどで満開になるということです。また、矢倉さんは「ことしは、去年に比べ、1週間ほど開花が早い」と話しています。

白浜町から夫婦で見にきた男性は、「花はピンク色と聞いていたが、ずいぶん白っぽい」と驚いた様子で、町役場のホームページの開花情報を見て来たという新宮市の男性は「満開の頃にまた来たい」と話し、咲いたばかりの花にカメラを向けていました。