田辺海保・海中転落救助者に感謝状(写真付)

2019年03月14日 19時51分 ニュース, 交通, 社会

先月(2月)田辺市(たなべし)で発生した釣り人の海中転落事故で救助にあたった釣り人や遊漁船の所有者ら3人に、田辺海上保安部から、きょう(14日)感謝状が贈呈されました。

記念撮影する救助者の3人(左から米山さん、永田さん、伊保さん・3月14日・田辺海上保安部)

この事故は、先月5日、田辺市の文里湾(もりわん)の岸壁から66歳の釣り人の男性が海に転落し、この様子を目撃した釣り人でいずれも田辺市に住む、国土交通省職員・伊保朋弥(いほ・ともひろ)さん40歳と、会社員・永田正夫(ながた・まさお)さん46歳が、釣り竿を差し出して救助を行うとともに、近くを航行していた田辺市の農業・米山榮一(こめやま・えいいち)さん71歳の遊漁船「密丸(みつまる)」にも協力を求め、転落者を無事に救助しました。

きょう午後、田辺市文里の田辺海上保安部で、星﨑隆(ほしざき・たかし)海上保安部長から3人に感謝状と記念品が贈呈されました。

星﨑保安部長(中央)と懇談する救助者ら

田辺海上保安部によりますと、海に転落した66歳の男性は持病があり、事故当時ライフジャケットを着用していませんでしたが、3人の連係プレーでいち早く引き上げ、その後、回復し退院したということです。3人は「衣服が水を含んで大変重たかったが、何とか救助しようと必死でした。命が助かったと聞き、ほっとしました」と話していました。

田辺海上保安部の星﨑部長は「ライフジャケットの重要性が改めて示された事案。まだ海水温も低いので海のレジャーでは必ず着用し、万一の時は118番通報を」と話しています。

このほか、田辺海上保安部では、今月(3月)1日、白浜町市江崎(いちえざき)付近で磯釣りをしていた50歳の男性の転落事故で救助活動に貢献した、白浜町日置(ひき)の渡船業・吉田浩(よしだ・こう)さん62歳と、乗組員で息子の浩之(ひろゆき)さん35歳、岩根克彦(いわね・かつひこ)さん51歳、それに現場付近にいた釣り人で兵庫県伊丹市(いたみし)の会社員・山下若大(やました・わかはる)さん23歳の4人に対し、あす(15日)感謝状と記念品を贈呈することにしています。