クマノザクラ観察会、花満開の古座川町で

2019年03月17日 16時55分 ニュース, 社会

紀伊半島南部に群生し、国内の野生種のサクラとして、去年(2018年)、およそ100年ぶりに、新種と確認されたクマノザクラの観察会やウォークイベントがきのう(16日)、きょう(17日)と古座川町で開かれました。

これは、町観光協会などがことし初めて開催している「古座川・桜(さくら)フェア」のイベントとして行われました。

観察会は、きのう、古座川町池野山(いけのやま)の道の駅「虫喰岩(むしくいいわ)」近くの研究にも使われたタイプ標本木(ひょうほんぼく)のクマノザクラの前で開かれ、参加者が、ちょうど満開となった花を楽しむ中、地元の樹木医、矢倉寛之(やぐら・ひろゆき)さん37歳が解説しました。

クマノザクラは、3月中旬から4月上旬にかけて開花し、花が淡いピンク色なのが特徴です。タイプ標本木は、去年に比べ1週間ほど早い、今月5日に開花し、5日ほど早い、15日ごろに満開となりました。

矢倉さんは「町の人たちにとって価値のあるサクラ。大事に守っていきたい」と話していました。串本町から参加した女性は「心を豊かにしてくれるような美しさです」と見とれていました。

きょう(17日)はクマノザクラウォークや観察会、また、道の駅「虫喰岩」では、この日まで、町内の桜の写真展も開催されています。

古座川町は、クマノザクラを町の花に認定し、町内の観察しやすい場所を示したイラストマップをホームページに載せるなどPRに力を入れています。