県議選・7選挙区の14人が無投票当選

2019年03月29日 21時07分 ニュース, 政治, 社会

きょう(29日)告示された県議会議員選挙では、7つの選挙区で14人が無投票当選となりました。内訳は現職11人、新人3人、党派別では推薦を含め、自民12人、共産1人、立憲民主1人です。

定数3の紀の川市選挙区は、届け出順に、自民党の現職で党県連の筆頭副幹事長を務める山田正彦(やまだ・まさひこ)氏77歳が6回目の当選、自民党の現職で今期副議長を務めた岸本健(きしもと・たけし)氏48歳が4回目の当選、共産党の新人・杉山俊雄(すぎやま・としお)氏68歳が初当選となりました。紀の川市選挙区では、去年、自民党を離れて無所属となった現職1人が今期限りで引退し、今回、3人のほかに立候補者がいなかったため無投票となり、共産党が紀の川市で初めて議席を獲得しました。

定数1の伊都郡(いとぐん)選挙区は、自民党の現職・堀龍雄(ほり・たつお)氏67歳が、無投票で2回目の当選を決めました。堀氏は元・かつらぎ町議会議員で、2015年に引退した自民党の門三佐博(かど・みさひろ)元議員の後継として、この年行われた前回の選挙に立候補し、無投票で初当選しました。

定数3の橋本市選挙区は、届け出順に自民党の現職・中西峰雄(なかにし・みねお)氏62歳が2回目の当選、自民党の現職・中本浩精(なかもと・こうせい)氏57歳が3回目の当選、自民党の現職・岩田弘彦(いわた・ひろひこ)氏59歳が3回目の当選となり、自民党が議席を独占しました。橋本市選挙区で合併前の1959年以降で無投票となったのは、1979年と1991年、2003年、2007年の4回だけで、今回が12年ぶり5回目となります。

定数1の有田市(ありだし)選挙区は、自民党の現職・玉木久登(たまき・ひさと)氏54歳が2回目の当選を決めました。玉木氏は元・有田市議会議員で、2017年5月に行われた故・浅井修一郎(あさい・おさいちろう)元議長の死去に伴う補欠選挙に立候補し、一騎打ちの選挙戦を制して初当選しました。

定数2の有田郡(ありだぐん)選挙区は、届け出順に、自民党の現職で党県連幹事長の吉井和視(よしい・かずみ)氏67歳が8回目の当選、自民党の新人で元・湯浅町議会議員の山家敏宏(やまが・としひろ)氏45歳が初当選となりました。有田郡選挙区では、2003年から4期連続で自民党と共産党が議席を分け合ってきましたが、2017年に、当時の共産党の現職議員が、不祥事の責任を取って辞職してからは欠員1の状態が続いていました。自民党が有田郡選挙区で複数の議席を獲得するのは、定数が3だった1999年以来、20年ぶりです。

定数3の田辺市選挙区は、届け出順に、自民党の現職・鈴木太雄(すずき・たいゆう)氏48歳が3回目の当選、無所属の新人で自民党が推薦する鈴木德久(すずき・とくひさ)氏59歳が初当選、立憲民主党の現職で党県連代表の谷口和樹(たにぐち・かずき)氏47歳が3回目の当選となりました。田辺市選挙区では、自民党の現職だった泉正徳(いずみ・まさのり)氏が、去年5月に急病で亡くなり、欠員1の状態でした。今回の選挙を巡っては、無所属だった現職の谷口氏が、去年12月、立憲民主党の県連代表に就任し、県議会で立憲初の議席を確保したほか、泉氏の後継として、旧・本宮町(ほんぐうちょう)が地盤で、田辺市の森林局長などを務めた新人の鈴木氏が自民党の推薦で出馬し、初当選しました。田辺市選挙区が無投票となったのは、2003年の1回だけで、今回で16年ぶり2回目となります。

定数1の新宮市(しんぐうし)選挙区は、自民党の現職・濱口太史(はまぐち・たいし)氏52歳が、3回目の当選を決めました。濱口氏は、定数が2から1に削減された前々回・2011年の選挙に無所属で立候補し、当時の自民党の現職を破って初当選しました。その後、自民党県議団に所属し、2015年の前回の選挙以来、2回連続の無投票当選です。