ベニー園長、冬眠から目覚める(写真付)

2019年04月05日 20時34分 ニュース, 社会

和歌山城公園動物園の園長で、ツキノワグマのベニーが、きょう(5日)、冬眠から目覚め、およそ3か月ぶりに園舎の外に出て元気な姿を見せました。

岩に体を擦りつけ気持ちよさそうなベニー

ベニーは、人間で言うと90歳を超える雌(めす)のツキノワグマで、去年(2018年)の末から冬眠していました。およそ3か月間の冬眠中、ベニーは、藁(わら)が敷かれたおよそ20平方メートルの園舎で過ごし、飼育員から2日に1回程度、サツマイモやバナナなどのエサを与えられていました。

きょう午前10時ごろ、飼育員が通路に大好物のハチミツをかけて園舎の扉を開けると、香りに誘われたベニーは、あくびをしながらゆっくりとした足取りで園舎の外に出てきました。ベニーは、体が痒いのか、何度も岩に体を擦(こす)りつけたり、まだ眠いのか、坂をのぼる途中で何度も休憩していました。

きょうは和歌山城公園の桜が満開とあってたくさんの花見客もベニーの目覚めに立ち合い、和歌山市の72歳の男性は「久しぶりに会いに来ました。高齢ですが元気に長生きしてほしい」と話していました。

和歌山城整備企画課の瀧本翔子(たきもと・しょうこ)主事は「例年は3月の下旬に外へ出していましたが、ことしは4月のはじめに寒くなるという予報だったので、暖かくなるのを待ってからにしました。今年度から、動物園の名前が『和歌山城公園動物園』に変わり、新しい元号も発表されたので、ベニー園長には新しい時代を見守ってほしい」と話していました。