和歌山県議選・42人すべての議席が確定

2019年04月08日 01時11分 ニュース, 政治

統一地方選挙の前半戦となる、任期満了に伴う和歌山県議会議員選挙は、県内14選挙区のうち7つの選挙区できのう(7日)投票が行われ、無投票の14人と合わせて42人の新しい議員が決まりました。投票率は、県内全域で過去最低だった4年前(2015年)の前回をさらに1・1ポイント下回る47・01%となりました。

当選者の内訳は、無投票を含めて現職32人、新人9人、元職1人、党派別では自民25、公明3、共産4、立憲民主と国民民主、維新がそれぞれ1、無所属は7となりました。

県議会で初めて候補者を擁立した立憲民主党は田辺市選挙区で無投票で1議席を確保し、国民民主党は和歌山市で1議席、6人を擁立した共産党は、紀の川市で初めての議席を無投票で獲得するなど、あわせて4議席を獲得し、現有勢力の2から倍増しました。

選挙戦となった7つの選挙区のうち、自民党の二階俊博(にかい・としひろ)幹事長の地元で定数1の御坊市(ごぼうし)選挙区では、9回目の当選を目指した自民党の現職が、共産党の新人に敗れ議席を失いました。

定数15に対して18人が立候補する激戦となった和歌山市選挙区では、現職14人・新人1人が当選しました。

共産党の現職1人が引退し4人による激戦となった定数3の海南市・海草郡(かいそうぐん)選挙区では、自民党の現職2人が議席を守ったほか、元・海南市議会議員で無所属の新人1人が当選しました。

自民党の現職1人が引退し4人が立候補した定数2の岩出市選挙区では、いずれも自民党の現職1人と新人1人が議席を獲得しました。

現職3人と新人1による20年ぶりの選挙戦となった定数3の日高郡選挙区は、自民党の現職2人と、元・印南(いなみ)町長で無所属の新人1人が当選しました。

現職2人と元職1人の戦いとなった定数2の西牟婁郡(にしむろぐん)選挙区は、自民党の現職と共産党の元職が当選し共産党が4年ぶりに議席を取り戻しました。

自民党の現職1人が引退し3人が立候補した定数2の東牟婁郡(ひがしむろぐん)選挙区は、自民党の現職と、引退した議員の後継で元・串本町議会議員の無所属の新人が当選しました。

一方、橋本市や田辺市、新宮市(しんぐうし)など7つの選挙区では、すでに14人が無投票で当選しています。

今回の県議会議員選挙は、人口減少問題や地方創生、子育て支援、観光振興などを主な争点に、各候補者が論戦を繰り広げましたが、投票率が5回連続で過去最低を更新し、有権者の高い関心は得られませんでした。

選挙戦となった地域の当日有権者数は、あわせて53万3862人でした。