和歌山県内3地区のタクシー運賃値上げへ

2019年04月11日 19時36分 ニュース, 交通, 社会, 経済

国土交通省・近畿運輸局は、このほど、和歌山県内のタクシー業者のうち、橋本市周辺を除くすべての地区の業者が、乗務員不足や燃料代の高騰などを理由に運賃の値上げを申請したことを明らかにしました。

値上げを申請したのは、和歌山市や海南市、岩出市などの「和歌山市域地区」と、有田市(ありだし)や御坊市(ごぼうし)などの「有田・御坊地区」、それに田辺市(たなべし)や新宮市(しんぐうし)などの「紀南地区」でそれぞれ営業しているあわせて57のタクシー業者です。

これらの業者は、乗務員不足や燃料価格の高騰などを理由に、昨年末(2018年)から先月(3月)にかけて近畿運輸局に運賃の値上げを申請しました。

具体的には、和歌山市域地区と有田・御坊地区では、一部で現在の中型車と小型車の区分を廃止して普通車に統合するほか、

初乗り運賃の上限については、和歌山市域地区は中型車が現在1・8キロで670円のところを、普通車1・5キロから1・8キロで630円から730円に、

有田・御坊地区では中型車が現在1・5キロで550円のところを、普通車1・3キロから1・5キロで520円から700円にそれぞれ改定することを求めています。

紀南地区では、普通車の初乗り運賃の上限が現在1・5キロで600円となっているのを、1・2キロから1・5キロで580円から650円に改定することを求めています。

なお橋本市周辺の「橋本地区」から、いまのところ申請はないということです。

近畿運輸局では審査を行い、認可された場合はことし(2019年)8月をメドに新しい運賃を公表し、これを受け、申請した各社は、ことし10月1日、一斉に値上げを行うことにしています。

県内のタクシー運賃の値上げは、和歌山市域地区では2008年以来11年ぶり、有田・御坊地区では2007年以来12年ぶり、紀南地区では2010年以来9年ぶりとなります。