御坊日高が舞台・映画「ソワレ」制作発表(写真付)

2019年04月11日 19時36分 ニュース, 社会

御坊市や日高郡を舞台に、若い男女の恋や逃避行を描く映画がオール和歌山ロケで制作されることになり、きょう(11日)監督らが記者会見して発表しました。

(左から)豊原さん、外山監督、前田さん(4月11日・和歌山商工会議所)

映画のタイトルは、陽が沈むころを意味する「ソワレ」で、役者を志しながら生きることや夢を見失いそうになっている若者と、海辺の高齢者施設で働く女性の、先の見えない逃避行を追ったロードムービーです。

長編映画は2作目となる外山文治(そとやま・ぶんじ)監督の下、主演は、若手俳優の村上虹郎(むらかみ・にじろう)さんと芋生悠(いもう・はるか)さんが務め、作中には、日高川町の道成寺(どうじょうじ)や、「安珍清姫(あんちんきよひめ)伝説」の劇中劇、梅農園なども登場するということです。撮影は、ことし(2019年)7月から8月にかけて御坊市や日高郡、和歌山市を中心に行われ、来年(2020年)の秋までに全国の映画館で公開される予定です。

今回は、同じく県内で撮影された映画「ちょき」や「ボクはボク、クジラはクジラで、泳いでいる」をプロデュースした、和歌山市出身の前田和紀(まえだ・かずとし)さんが去年(2018年)4月に外山監督に提案したことがきっかけで実現し、企画と制作は、俳優の豊原功補(とよはら・こうすけ)さんや小泉今日子(こいずみ・きょうこ)さんらが去年9月に立ちあげた「新世界合同会社」が第1作として手掛けます。

メガホンをとる外山文治(そとやま・ぶんじ)監督は「作品を書くために2週間ほど和歌山に滞在し、自然の豊かさや夕陽の美しさが作品にマッチすると感じた。悲しいお話だが、ソワレの後には必ず次の朝がくるように、希望の入り口に立てるような力強いメッセージを込めたい」と話していました。また、プロデューサーの前田さんは「和歌山の素晴らしいロケーションを世界に知ってもらいたい」と話していました。