五穀豊穣祈り優雅な舞、熊野那智大社で桜花祭

2019年04月14日 18時31分 ニュース, 社会

那智勝浦町の世界遺産、熊野那智大社できょう(14日)、自然の恵みに感謝し、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈る「桜花祭(おうかさい)」が営まれました。

平安時代に花山(かざん)法皇が、那智山(なちさん)で千日の山ごもりをした際、花の美しさに感銘を受け、和歌を詠んだことにちなんで、毎年行われています。

神事では、ご神体の那智の滝の前で、桜の小枝を烏帽子(えぼし)に飾った神職が祈りをささげ、桜のかんざしを挿した巫女(みこ)が優雅に舞を奉納すると、観光客らがその様子に見入っていました。

熊野那智大社の男成洋三(おとこなり・ようぞう)宮司は、「平成最後の神事で感慨深い。令和は、美しい日本の国柄を表していると思う。代々伝わってきた精神、文化を育み、ますます国が繁栄することを祈った」と話しました。