有田市で新規就農者募集開始 リクルートの支援で(写真付)

2019年04月16日 18時54分 ニュース, 社会, 経済

民間の大手人材派遣会社と連携して2年前から有田市が取り組んできた農業の活性化プロジェクトで、関係者がきのう(4/15)、記者会見して新規就農者の募集を開始したと発表しました。

柳川・リクルート執行役員(左)と望月有田市長

有田市は、2017年3月から、株式会社リクルートと地域振興に関する包括連携協定を結び、有田みかんに関わる地域人材の発掘を進めながら、東京での商談会や、百貨店でのイベントへの参加を通じて農産品のブランド強化などに取り組んできました。

こうした中、きのうから、新たに農業に従事する人を募ることにしたものです。

有田市では、農家の高齢化が進み、みかんを栽培しなくなる可能性のある農地が増えていて、新たな枠組みでは、こうした農地を募ってデータベース化した上で、農地を貸す人と、農地を拡大したい農家、それに新たに就農したい人の3者を結びつけて農地を貸す人には賃料が、拡大農家には収益アップが、新規就農者には作業料収入が、それぞれ発生するようにします。

募集する新規就農者は、40歳未満で有田市の外から市内に転居することや、有田市のデータベースに登録された農地を利用することなどが要件となります。

新規就農者は、2年間、有田市からの補助金を受けて年収300万円程度で生計を立て、その後、みかん農家として独立することを目指しています。

きのう午後2時から有田市民会館で行われた記者会見では、有田市の望月良男(もちづき・よしお)市長が「リクルートのネットワークを使って農業を始めてみたいという全国各地の人たちに、有田市の良さを伝え、農業を活性化させていきたい」と話し、株式会社リクルートの柳川昌紀(やながわ・まさき)執行役員は、「土地を貸す人、拡大を目指す農家、そして新たに就農する人、この三者三様の幸せを実現し、有田のみかんの未来に寄与したい」と話しました。