熊野那智大社の拝殿改修が完了

2019年04月21日 17時30分 ニュース, 社会

那智勝浦町の世界遺産、熊野那智大社で、拝殿の改修工事が完成し、塗り直された朱塗りの建物と、ふき替えられた銅板の屋根が、山の緑を背景に輝くような姿を見せています。

拝殿は、1942年に建てられ、80年近くが経ち、老朽化が進み、雨漏りによって、柱の一部が腐るなど、修理が必要になっていました。このため、大社では、おととし(2017年)11月から、総事業費は、およそ1億6500万円をかけ、拝殿の改修を中心とする「御創建1700年記念境内施設整備事業」を始めました。改修では、拝殿の屋根の張り出した部分、唐破風(からはふ)などを修理し、銅板をふき替えました。鳥居や宝物殿の塗装工事は、今も行われていて、整備事業の完了は、今年の年末を予定しています。

今月(4月)19日に行われた拝殿の完成を祝う式典で、男成洋三(おとこなり・ようぞう)宮司は「県の文化財関係者と工事関係者の協力があってこそできた事業。感謝したい」とあいさつしました。