中学校の男性教頭が生徒に体罰 減給処分

2019年05月17日 19時56分 ニュース, 社会

白浜町の町立中学校に勤務する59歳の男性教頭が、生徒に体罰を加えた上、その後の対応も不適切だったとして和歌山県教育委員会はきょう(5/17)、この教頭を減給の懲戒処分にしました。

県教育委員会学校人事課によりますと、男性教頭は、先月(4月)26日の午後、担当する理科の授業中、教室の生徒全員に、実験用具の後片付けを指示しましたが、中学1年の12歳の男子生徒が、座ったままで片付けていないように見えたため、生徒が座っているイスを蹴って胸ぐらをつかみ、立たせた上で「なぜ協力しないのか」と叱責し、手の甲で腹部をたたきました。

その日の夕方、教頭は、男子生徒の保護者に電話で事情を説明しましたが、その内容が「胸ぐらをつかんで指導したこと」だけだったため、生徒から詳しく聞いた保護者が、学校に問い合わせました。

そして、学校長が確認したところ、手の甲で腹部をたたいたことなどがわかり、県教育委員会がきょう、この男性教頭を、減給10分の1、1か月の懲戒処分とすることを発表しました。

男性教頭は、「生徒と保護者には、多大な心の傷を負わせてしまい、申し訳なく、今後、二度とこのようなことを起こさないようにしたい」と話しているということです。

一方、体罰を受けた男子生徒にけがはなく、現在も通常通り、通学しているということです。