高野・熊野地域通訳案内士 登録証交付式(写真付)

2019年05月25日 20時06分 ニュース, 社会

世界遺産の高野山や熊野古道を外国語で案内する、和歌山県公認ガイドの試験に合格した26人に、きょう(25日)登録証が交付されました。

和歌山県では、2012年度から「高野・熊野地域通訳案内士」の登録制度を設けていて、登録されると、有償で高野・熊野地域を通訳案内できるようになります。昨年度(2018年度)は、半年間の研修で観光資源の歴史や表現力、ガイドとしての心構えなどを学んだ33人のうち、口述試験に合格した第7期生26人が県公認の通訳ガイドに登録されることになりました。

きょう午前、和歌山市の県民文化会館で、このうち16人に県観光交流課の中瀬雅夫(なかせ・まさお)副課長から登録証が交付されました。残る10人にはあす(26日)田辺市の会場で交付されます。

台湾出身で、和歌山市に住みながら関西国際空港のホテルで中国語の翻訳をしている52歳の女性は「熊野古道を訪れた台湾の友人に、『せっかく和歌山に住んでいるのに、どうして熊野古道のことを何も知らないの』と怒られたので受講しました。観光客に和歌山の良さを伝えたい」と話し、和歌山市の加太で英語の翻訳をしている37歳の男性は「最近、加太を訪れる外国人が増えているので、自分の語学力で和歌山を盛り上げたい」と話していました。

また、中瀬副課長は挨拶の中で、「観光客に『来てよかった』と思ってもらえるよう、おもてなし面での受け入れ環境整備も重要な課題。資格を最大限に活用してほしい」と呼びかけました。

今回の7期生を含めると、「高野・熊野地域通訳案内士」は、英語が193人、中国語が9人、スペイン語が3人、フランス語が1人の、あわせて206人となりました。今年度(2019年度)の募集は8月頃に行うということです。